ベロ藍

2023年11月19日

か 『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン』

(6)『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン』


【葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン画像】
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン画像
▼画像クリックで1280x960pxlsに拡大@北洞院エリ子花前カレン
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン画像
大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪
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ごきげんよろしゅう、
 北洞院エリ子花前カレンです♪


 このページは<花前のブログ by Hanasaki Karen>改め<京この頃★北洞院エリ子花前カレン>ブログです。

 今回の紹介ブログは、『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン』です。

 「葛飾北斎~神奈川沖浪裏/花前カレン」ブログについては
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(4)/花前カレン
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン
葛飾北斎~神奈川沖浪裏(2)/花前カレン
葛飾北斎~神奈川沖浪裏/花前カレン
書いて毎日投稿しています。

 また、「大人の塗り絵2023第五回/京都国際芸術協会」ブログは今までに8本シリーズで以下のブログ
大人の塗り絵2023第五回(8)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(7)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会
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大人の塗り絵2023第五回(3)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(2)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回/京都国際芸術協会
を書いてあります。

 画像タイトルは、ファイルタイトルと違って、「葛飾北斎の富嶽三十六景~神奈川沖浪裏/一般社団法人京都国際芸術協会」で統一しています。

 画像サブタイトルは、<大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.erved.>で統一しています。

 Twitterとfacebook用コメントは、<★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の波の「ベロ藍」の部分は三菱の色鉛筆<(N) 851 プルシアンブルー」>で塗る♪>としています。

 トップのタイトル画像は、葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の塗り絵での藍色の塗り方を示したワンショットビジュアルです。

 ちなみに、このブログ記事は、ブログが公開される日と「大人の塗り絵」定期講座とタイムラグがあるかも知れませんので、内容や言い回しに不具合を感じる場合は適宜お読み替え頂いて、ご容赦くださいませ。


『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン』data

■ファイルタイトル=葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン
■URL=http://hanamae.blog.jp/archives/41139871.html
■タグ=葛飾北斎 花前カレン 大人の塗り絵 塗る 応為 浮世絵師 ベロ藍 プルシアンブルー 家元エリ子 京都国際芸術協会
■画像タイトル=葛飾北斎の富嶽三十六景~神奈川沖浪裏/一般社団法人京都国際芸術協会
■画像サブタイトル=大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.erved.
■Twitterとfacebook用コメント=★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の波の「ベロ藍」の部分は三菱の色鉛筆<(N) 851 プルシアンブルー」>で塗る♪
■画像 ※332x249でページ表示、画像クリックで1280x960に拡大
□葛飾北斎~神奈川沖浪裏(6)/花前カレン画像
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/8/c/8ca026cc.jpg



 実はわたくし京都四条北洞院流華法道家元エリ子<北洞院エリ子花前カレン公式ブログProfilefacebookTwitterInstagram公式HP1公式HP2個人塾浜のフラワーショップ花屋の矜持)>も心龍師範の大人の塗り絵の監修をしながら、レッスン時間中に実際に塗り絵もしています。

 葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」のお手本をしっかり見ると、濃い藍色の輪郭線があり、イエロー、グレー、ブルー・・・などの色が使われています。

 心龍師範には言えませんが(笑)・・・私は私の塗りたい手順で楽しんで塗っています。

(1) 濃い藍色で輪郭線を塗る ※塗り方では輪郭線を塗ってはいけないという教えもある
(2) 黄土色っぽい黄色で船体の色を塗る
(3) グレーで船体の色を塗る
(4) とき色で画面上部の空の色を塗る
(5) 富士山の後ろの空の色を濃いグレーから薄いグレーのグラデーションで塗る
(6) ブルーで波の色を塗る
(7) 明るい藍色鉛筆を使って波の色を塗る ※この藍色がベルリンで発見された「プルシアンブルー」「ベルリン藍」「ベロ藍」の絵具の部分

 この「ベロ藍」の部分は三菱の色鉛筆<UWCN.851「色鉛筆ユニ ウォーターカラー(N) 851 プルシアンブルー」>で塗っています。

 トップのタイトル画像内に、私の塗り方というか、色鉛筆の使い方をメモしておきます。

 この塗り絵をしていて、葛飾北斎という浮世絵師の人物像はどんなだったろうかと想い馳せます。

 あちこちで得た情報では、先ずはこの絵を描いたのは70歳。

 この時に葛飾北斎と名乗っていたのだけれども、実際葛飾北斎と言う名の時代は数年らしい。

 北斎は真偽のほどはともかく、改名30回、引越し90回の変わり者だそうで、衣食住には興味の無い絵の道一本の人だったようです。

 この絵の後は「画狂人」とか「画狂老人」という雅号だったそうです。

 本名は鉄蔵。

 苗字は川村とか中島とか諸説あって定かじゃないらしい。

 北斎は絵を描き出したのは6歳頃から、そして19歳頃にプロの道を歩んでいます。

 結婚歴は2回で奥さんとは死に別れ。

 三女のお栄(女浮世絵師「葛飾応為 かつしかおうい※参照「葛飾応為」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)という娘と死ぬまで暮らしたのだとか。

 詳しくは、<「葛飾北斎」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>を参考にしてくださいませ。

 葛飾北斎という浮世絵師は、江戸時代で90歳の卒寿で亡くなっているから長寿も凄いし、店屋物ばかり食べていたというから塩分摂取も多かったはずなのに健康力も凄い。

 当然ずっと絵を描き続けて3万点以上の作品があるというから、この絵画歴も凄い。

 長年の浮世絵人生の終わりにまで「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」と最後まで本物の最高の浮世絵師でありたいと願って、病ではなく大往生して逝ったことも凄いです!

 尊敬します。

 葛飾北斎という人についてそう思うと、自然と塗る手に力が入ってドンドン塗り進められます。

 塗り絵は夢中になると心が解放されるというか、本当に楽しいです。・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
□アシスタント:中瀬君代西村園子
□撮影:心龍EricoHK大阪南本部
□テキスト&画像編集:HirokoFIORIErico_


北洞院エリ子花前カレンについて


■AboutUs(1) このブログページは、我が一般社団法人京都国際芸術協会<2018年法人設立当時の旧商号:非営利型一般社団法人京都国際芸術院(法人番号7130005015305/略称:KIAIGIA/キアイジャ/公式ページFacebookページ公式Twitter代表のTwitter大阪南本部)>花の代表、北洞院流華法道の家元として指揮を執るわたくし京都四条北洞院流家元エリ子<北洞院エリ子花前カレン公式ブログProfilefacebookTwitterInstagram公式HP1公式HP2個人塾浜のフラワーショップ花屋の矜持)>が管理者です。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の華範(※お免状画像はここをクリック)資格保持者です。
京都四条北洞院流華法道家元エリ子花前カレン習得の京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の皆伝→准師範→師範→華範までの各お免状画像@一般社団法人京都国際芸術院 エリ子花前カレンが入門した頃の階級は、入門→初伝→奥伝→皆伝→准師範(師範代)→師範→華範という階級です。
 ここでいう華範とは、
師範の師範で、正教授の事、英語では「professor 教授・プロフェッサー」と訳します。
 エリ子花前カレンの華道いけばなの修業は、入門から始めて免許皆伝から師範を教える階級トップの華範まで続けました。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書の保持者です。
京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
 等級には、1級から3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられています。

 受検資格を得るために必要な実務経験期間が必要で、各等級の期間は以下の通りです。
□3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
□2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
□1級 - 7年以上(直接受検する場合)あるいは4年以上(3級合格後)あるいは2年以上(2級合格後)。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは民間資格であるフラワーアレンジメントにおける公益社団法人NFDのフラワーデザイナー資格検定試験の講師資格の保持者です。京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの民間資格である日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格の画像@一般社団法人京都国際芸術院
 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は、1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
 その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
 フラワーデザイナー資格検定試験制度については、1967年より、NFDの「花文化の普及」という事業目的に沿って設けられた試験制度です。50年にわたり一律の基準をもって全国で統一した試験を開催し、多くの合格者を輩出した実績が認められ、業界内で技術的な基準として広く認知されています。

 フラワーデザイナー資格検定試験は、3級 → 2級 → 1級 → 講師と段階的に定められた試験制度です。





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2023年11月18日

か 『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン』

(5)『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン』


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 Twitterとfacebook用コメントは、<★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の波の「ジャパンブルー」が世界に広がる♪>としています。

 トップのタイトル画像は、葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の画像を使っているドビュッシーのワーナーミュージックのワンショットビジュアルです。

 ちなみに、このブログ記事は、ブログが公開される日と「大人の塗り絵」定期講座とタイムラグがあるかも知れませんので、内容や言い回しに不具合を感じる場合は適宜お読み替え頂いて、ご容赦くださいませ。


『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン』data

■ファイルタイトル=葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン
■URL=http://hanamae.blog.jp/archives/41139518.html
■タグ=葛飾北斎 花前カレン ジャパンブルー 紺青 浮世絵 渓斎英泉 ベルリン藍 ベロ藍 ドビュッシー ベルリンの奇跡
■画像タイトル=葛飾北斎の富嶽三十六景~神奈川沖浪裏/一般社団法人京都国際芸術協会
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■Twitterとfacebook用コメント=★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の波の「ジャパンブルー」が世界に広がる♪
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□葛飾北斎~神奈川沖浪裏(5)/花前カレン画像
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 この「ベルリン藍/ベロ藍」は日本では平賀源内が『物類品隲』(1763年)で紹介、伊藤若冲が『動植綵絵』の「群漁図(鯛)」(1765年から1766年頃)で初めて使い、版元から入荷の連絡を受けた葛飾北斎と歌川広重は、新色をただちに自分の絵に取り入れ、葛飾北斎が1831年に描いた「富嶽三十六景」においてこの「ベルリン藍/ベロ藍」を用いて描いた濃青が評判になったようです。この事に関しては真偽のほどはわかりません。※参照<「紺青」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>。

 面白い事に、葛飾北斎に先駆けて、日本で初めて「ベルリン藍/ベロ藍」を用いた藍摺絵(あいずりえ)を描いたのは、北斎の弟子の浮世絵渓斎英泉(可候・かこう)との事です。

 ちなみに、弟子の浮世絵渓斎英泉は葛飾北斎の肖像画を描いています※渓斎英泉「為一翁」『戯作者考補遺』より

 葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」や日本の浮世絵にインスピレーションを受けた芸術家も多く、ゴッホは弟テオに手紙で褒めるほど感銘を受け、その後自分の絵に何度も浮世絵を描きます。

 またドビュッシーは交響詩「海」を作曲し、楽譜の表紙にこの絵を使うほどでした。

 この「ベルリン藍/ベロ藍」が「日本の色」として再び世界で衝撃を与えたのが、約1世紀後の「ベルリンの奇跡」と呼ばれるサッカーの試合です。

 「ベルリン藍/ベロ藍」は、ベルリンで起きた2度の奇跡によって、「日本の色=ジャパンブルー」として世界に広がったといっても過言ではありません。

 これが「ジャパンブルー」と呼ばれる所以です。

 「ベルリン藍」「ベロ藍」「北斎ブルー」「ジャパンブルー」をキーワードに、ベルリンがジャパンに繋がる葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の興味あるストーリーです。

※参照<「プルシャンブルー prussian blue #192f60」の色見本とカラーコード - 洋色大辞典

 画家が素晴らしい色と出会い、素晴らしい作品が生まれます。

 そしてその作品と出会った芸術家たち自身の芸術パフォーマンスに新たな息吹が生まれていきます。

 歴史に残る素晴らしい芸術家たちが、互いにリスペクトしあって呼応して繋がっていく。

 そして時間と空間を越えて繋がっていく素晴らしさを感じます。・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
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2023年11月17日

か 『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(4)/花前カレン』

(4)『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(4)/花前カレン』


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 Twitterとfacebook用コメントは、<★葛飾北斎や後の『東海道五十三次』を世に出した歌川広重なども好んで使った青は「広重ブルー(ヒロシゲブルー)」などと呼ばれている♪>としています。

 トップのタイトル画像は、左が歌川広重の版画「京都名所之内 淀川(きょうとめいしょのうち よどがわ)」と右が歌川広重の肖像画のワンショットビジュアルです。

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□葛飾北斎~神奈川沖浪裏(4)/花前カレン画像
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/d/c/dc082c05.jpg



 この透明感のある鮮やかな青「ベロ藍」を日本で最初に使用したのは伊藤若冲だと言われていますが、葛飾北斎や後の『東海道五十三次』を世に出した歌川広重なども好んで、そして競って使いました。

 「北斎ブルー(ホクサイブルー)」「広重ブルー(ヒロシゲブルー)」などと呼ばれている所以です。

 元々日本には芸術作品や伝統文化から生み出された日本古来の独特な色使いがあります。

 日本の浮世絵などの絵画や京仏壇・京仏具、京漆器、京指物、京焼・清水焼、京扇子、京うちわ、京石、京表具、京人形などの工芸品ほか染織品、伝統芸能などからくる色使い・色彩です。

 その原点は花や草や木などの自然の色合い、変わりゆく季節の色彩で、日本独自の色は1,000色以上あると言われています。

 わたし的に花や草木関連でよく使う色や思い当たる色を書き出すと、「藍色(あいいろ) #105779」「浅葱色(あさぎいろ) #00a3af」「小豆色(あずきいろ) #96514d」「亜麻色(あまいろ) #d6c6af」「菖蒲色(あやめいろ) #cc7eb1」「葡萄色(えびいろ) #6E1E51」「柿渋色(かきしぶいろ) #9F563A」「朽葉色(くちばいろ) #917347」「紅梅色(こうばいいろ) #E86B79」「桜色(さくらいろ) #fef4f4」「茄子紺(なすこん) #824880」「藤色(ふじいろ) #BAA7CC」「山吹色(やまぶきいろ) #F8B400」「萌葱色(もえぎいろ) #006e54」「山葵色(わさびいろ) #a8bf93」などです。

※「#」印以下の数字とアルファベットはわたしがPCで使っている16進数カラーコードです。
※参照■16進数カラーコード完全ガイド

 例えば今回紹介している葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の波のブルーですが、実際は藍色のような、紺青(こんじょう)色です。

 ただこの藍色っぽい紺青(こんじょう)色は、なんと日本古来の色ではありません。

 1704年にベルリンにおいて錬金術師ヨハン・ディッペルのもとで顔料の製造を行っていたヨハン・ディースバッハによって偶然発見されたとされた(ディッペル・ディースバッハ法による製造)顔料だそうです。。

 この藍色の顔料は奇跡的な誕生から約1世紀後にオランダ船で長崎に持ち込まれました。

 日本では「ベルリン藍」略して「ベロ藍」と呼んでいます。

 この透明感のある鮮やかな青は日本古来の藍(インディゴ)の色と同じようですが、実はそうではありません。

 当時ヨーロッパ・ドイツやオランダから輸入された新しい顔料である「ベルリン藍」「ベロ藍」つまり「紺青」です。

 錦絵の木版画の性質から、「紺青」は油彩よりも鮮やかな色を発するため、欧米では「ジャパンブルー」とか「ヒロシゲブルー」とも呼ばれるようになりました。・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
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京都四条北洞院流華法道家元エリ子花前カレン習得の京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の皆伝→准師範→師範→華範までの各お免状画像@一般社団法人京都国際芸術院 エリ子花前カレンが入門した頃の階級は、入門→初伝→奥伝→皆伝→准師範(師範代)→師範→華範という階級です。
 ここでいう華範とは、
師範の師範で、正教授の事、英語では「professor 教授・プロフェッサー」と訳します。
 エリ子花前カレンの華道いけばなの修業は、入門から始めて免許皆伝から師範を教える階級トップの華範まで続けました。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書の保持者です。
京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
 等級には、1級から3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられています。

 受検資格を得るために必要な実務経験期間が必要で、各等級の期間は以下の通りです。
□3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
□2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
□1級 - 7年以上(直接受検する場合)あるいは4年以上(3級合格後)あるいは2年以上(2級合格後)。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは民間資格であるフラワーアレンジメントにおける公益社団法人NFDのフラワーデザイナー資格検定試験の講師資格の保持者です。京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの民間資格である日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格の画像@一般社団法人京都国際芸術院
 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は、1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
 その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
 フラワーデザイナー資格検定試験制度については、1967年より、NFDの「花文化の普及」という事業目的に沿って設けられた試験制度です。50年にわたり一律の基準をもって全国で統一した試験を開催し、多くの合格者を輩出した実績が認められ、業界内で技術的な基準として広く認知されています。

 フラワーデザイナー資格検定試験は、3級 → 2級 → 1級 → 講師と段階的に定められた試験制度です。





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hanamae at 21:00

2023年11月16日

か 『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン』

(3)『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン』


【葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン画像】
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大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪
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ごきげんよろしゅう、
 北洞院エリ子花前カレンです♪


 このページは<花前のブログ by Hanasaki Karen>改め<京この頃★北洞院エリ子花前カレン>ブログです。

 今回の紹介ブログは、『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン』です。

 前回の紹介ブログ『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(2)/花前カレン』の続きです。

 前々回の紹介ブログ『葛飾北斎~神奈川沖浪裏/花前カレン』から続いています。

 「大人の塗り絵2023第五回/京都国際芸術協会」ブログは今までに8本シリーズで以下のブログ
大人の塗り絵2023第五回(8)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(7)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会
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 画像タイトルは、ファイルタイトルと違って、「葛飾北斎の富嶽三十六景~神奈川沖浪裏/一般社団法人京都国際芸術協会」で統一しています。

 画像サブタイトルは、<大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.erved.>で統一しています。

 Twitterとfacebook用コメントは、<★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」のジャパンブルー・ベロ藍は透明感のある鮮やかな青♪>としています。

 トップのタイトル画像は、大人の塗り絵第五回講座で葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を演習しているワンショットビジュアルです。

 ちなみに、このブログ記事は、ブログが公開される日と「大人の塗り絵」定期講座とタイムラグがあるかも知れませんので、内容や言い回しに不具合を感じる場合は適宜お読み替え頂いて、ご容赦くださいませ。


『葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン』data

■ファイルタイトル=葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン
■URL=http://hanamae.blog.jp/archives/41138710.html
■タグ=葛飾北斎 北斎 神奈川沖浪裏 花前カレン 富嶽三十六景 大人の塗り絵 ベロ藍 富士山 ドビュッシー 京都国際芸術協会
■画像タイトル=葛飾北斎の富嶽三十六景~神奈川沖浪裏/一般社団法人京都国際芸術協会
■画像サブタイトル=大人の塗り絵「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎について♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.erved.
■Twitterとfacebook用コメント=★葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」のジャパンブルー・ベロ藍は透明感のある鮮やかな青♪
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□葛飾北斎~神奈川沖浪裏(3)/花前カレン画像
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/a/0/a00b347c.jpg



 「大人の塗り絵」定期講座受講生の皆さんが葛飾北斎の独特な波の線画に塗り絵をしています。

 昨年の大人の塗り絵講座でも葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を演習しました。

 このブログは、昨年のブログでも書いた事柄を引用しながら書いてます。

 前回のブログでも紹介しましたが、葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の構図で面白いのは、富士山がいくつか隠れていることです。

 真ん中に小さく描かれている富士山はすぐに目につくと思います。

 一番手前に打ち寄せている波、その上に覆いかぶさっている波を見ると、富士山とほぼ同じ形をしています。

 打ち寄せている波の至るところに、富士山と同じような山形が描かれているのです。

 この葛飾北斎の「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」の錦絵が注目されるには、迫力ある巻き波、サーフィンで言うチューブの漫画チックな豪快さと、「透明感のある鮮やかな青」にあります。

 一度見たら忘れられないインパクトがあります。

 実際、2024年7月頃に私たちが使うだろう新千円札の裏面の「神奈川沖浪裏」のジャパンブルー・ベロ藍は再現されているのか気になります。

 手に取って見てみたいものです。

 江戸時代の当時は、植物から抽出する渋めの青を使用していました。

 印刷すると少しくすんだ感じになります。

 ところが、葛飾北斎と摺師が使った顔料は「ベロ藍」という、「透明感のある鮮やかな青」でした。

 前回も書きましたが、発見されたのがベルリンだったので「ベルリン藍」略して「ベロ藍」。

 神奈川沖浪裏は、全面海の絵です。

 この「透明感のある鮮やかな青=ベルリン藍=ベロ藍」の大波が、当時の浮世絵を見慣れた目の肥えた江戸っ子の心を鷲掴みにしたのは言うまでもありません。・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
□アシスタント:中瀬君代西村園子
□撮影:心龍EricoHK大阪南本部
□テキスト&画像編集:HirokoFIORIErico_


北洞院エリ子花前カレンについて


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京都四条北洞院流華法道家元エリ子花前カレン習得の京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の皆伝→准師範→師範→華範までの各お免状画像@一般社団法人京都国際芸術院 エリ子花前カレンが入門した頃の階級は、入門→初伝→奥伝→皆伝→准師範(師範代)→師範→華範という階級です。
 ここでいう華範とは、
師範の師範で、正教授の事、英語では「professor 教授・プロフェッサー」と訳します。
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京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
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□2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
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 その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
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2023年11月11日

お 『大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会』

(6)『大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会』


【大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会画像】
大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会画像
▼画像クリックで1280x960pxlsに拡大@北洞院エリ子花前カレン
大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会画像
大人の塗り絵第五回は夢二早春仕上げと葛飾北斎神奈川沖浪裏♪
(c) KIAIGIA All Rights Reserved.

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ごきげんよろしゅう、
 北洞院エリ子花前カレンです♪


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 今回の紹介ブログは、『大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会』です。

 「大人の塗り絵2023第五回/京都国際芸術協会」ブログは今までに以下のブログ
大人の塗り絵2023第五回(5)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(4)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(3)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回(2)/京都国際芸術協会
大人の塗り絵2023第五回/京都国際芸術協会
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 Twitterとfacebook用コメントは、<★わたくし心龍は新しい課題として葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を選びました♪>としています。

 トップのタイトル画像は、大人の塗り絵講座で使用した葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」お手本と線画のビジュアルワンショットです。

 ちなみに、このブログ記事は、ブログが公開される日と「大人の塗り絵」定期講座とタイムラグがあるかも知れませんので、内容や言い回しに不具合を感じる場合は適宜お読み替え頂いて、ご容赦くださいませ。

『大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会』data

■ファイルタイトル=大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会
■URL=http://hanamae.blog.jp/archives/41104158.html
■タグ=大人の塗り絵 心龍 京都国際芸術協会 ベロ藍 プルシアンブルー 葛飾北斎 北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 花前カレン
■画像タイトル=心龍の生涯学習2023大人の塗り絵第五回/KIAIGIA一般社団法人京都国際芸術協会
■画像サブタイトル=大人の塗り絵第五回は夢二早春仕上げと葛飾北斎神奈川沖浪裏♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.
■Twitterとfacebook用コメント=★わたくし心龍は新しい課題として葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を選びました♪
■画像 ※332x249でページ表示、画像クリックで1280x960に拡大
□大人の塗り絵2023第五回(6)/京都国際芸術協会画像
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/d/3/d3a7c52d.jpg



心龍の投稿記事見出し画像

【1】大人の塗り絵2023第五回by吉祥院心龍

 以下はわたくし、吉祥院心龍の投稿記事です。

 新しい課題としては、新たな挑戦として葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を選びました。

 受講生の方々は、少し高度な雰囲気に感じたのか?なかなか塗り進めていけないようでした。

 実際のところ、葛飾北斎の神奈川沖浪裏図の波のブルーは、当時の江戸の浮世絵錦絵で流行した「透明感のある鮮やかな青」の「ベロ藍」です。

 この「ベロ藍」を色鉛筆で表現しようとすると、手頃なものとして<UWCN.851 [色鉛筆 ユニ ウォーターカラー(N) 851 プルシアンブルー]>というものがあります。

 もしこの色鉛筆を持っていない場合でも、工夫して塗るのも塗り絵の楽しみです。

 葛飾北斎の神奈川沖浪裏図は全体を見れば難しいように感じてしまう為、小さな一部分の波の色を先ずは3色の色鉛筆を取り出して仕上げ、その後、全体を軽く色を付けて、全体像を掴んでから、更に細部を仕上げていく事にしました。

 前半、前回の夢二の作品を皆さんで他の方々の作品を鑑賞しましたので、時間的にも神奈川沖浪裏については、お家で塗り進めていただく事になりました。

 絵の中の波しぶきについては、当初購入しておいたホワイトペン等を使用しても良いかと思います。・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
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師範の師範で、正教授の事、英語では「professor 教授・プロフェッサー」と訳します。
 エリ子花前カレンの華道いけばなの修業は、入門から始めて免許皆伝から師範を教える階級トップの華範まで続けました。

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京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
 等級には、1級から3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられています。

 受検資格を得るために必要な実務経験期間が必要で、各等級の期間は以下の通りです。
□3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
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★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは民間資格であるフラワーアレンジメントにおける公益社団法人NFDのフラワーデザイナー資格検定試験の講師資格の保持者です。京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの民間資格である日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格の画像@一般社団法人京都国際芸術院
 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は、1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
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2023年11月10日

お 『大人の塗り絵2023第五回(5)/京都国際芸術協会』

(5)『大人の塗り絵2023第五回(5)/京都国際芸術協会』


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 受講生全員が葛飾北斎「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」に取り組みます。

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■Twitterとfacebook用コメント=★葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」は46図、その中の「神奈川沖浪裏」の「ベロ藍」に注目♪
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 竹久夢二の早春の仕上げと鑑賞と評価は30分で切り上げました。

 時間を切って14時頃から、神奈川沖浪裏を塗り始めました。

 心龍師範は、波は3色の色鉛筆を手に持って、塗り分けて行くよう指導しました。

 1時間ほどあった神奈川沖浪裏を塗る時間も、神奈川沖浪裏の波の塗りはすこし進んだだけでした。

 ちなみに、今回心龍師範が選んだ「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」は、世界一有名な浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」シリーズの「波の絵(波間の富士)」と言われる傑作です。

 葛飾北斎の浮世絵といえば、この「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」と「赤富士」と呼ばれる「凱風快晴(がいふうかいせい)」の二作を私は連想します。

 あ、そうそう、「富嶽三十六景」は実際は全部で46枚の大作です。

 なぜ「三十六景」なのに全46作なのかと言うと、出版された当時は確かに36作だったらしいのですが、これは江戸で爆発的大ヒットになって増版を重ねました。

 この人気に乗じて、版元の西村永寿堂は10作を追加して出版したので、46枚になったという事です。

 まあ、いつの時代も儲けを優先した結果、題名と辻褄が合わなくなったという事でしょうか(笑)。

 この葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の江戸での大ヒットは、「葛飾北斎という人気浮世絵作家」と当時の「富士山信仰」と「透明感のある鮮やかな青」だと言われています。

 当時の江戸の浮世絵錦絵は「透明感のある鮮やかな青」の「ベロ藍」が大流行していたようです。

 葛飾北斎が作品に多用した「透明感のある鮮やかな青」は、ジャパンブルーとも呼ばれますが、この色は海外からの舶来物!

 人工の顔料「ベロ藍(北斎ブルー、プルシアンブルー/紺青)」と呼ばれるものです。

 この「透明感のある鮮やかな青=ベロ藍」は、18世紀初頭、ドイツ・ベルリンの染料業者が偶然に発見した化学的な合成顔料で、日本には延享4(1747)年に初めて輸入されたと伝えられます。

  「プルシアンブルー」とも呼ばれるこの青色絵具は、発見された地名をとって「ベルリン藍」、省略して「ベロ藍」と呼ばれるようになりました。

 それにしても葛飾北斎が70歳を超えてから、当時舶来物の絵具を用いて「富嶽三十六景~神奈川沖浪裏」を描いたというのは凄いです!・・・つづく


■企画・監修:北洞院エリ子花前カレン>
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 エリ子花前カレンの華道いけばなの修業は、入門から始めて免許皆伝から師範を教える階級トップの華範まで続けました。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書の保持者です。
京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
 等級には、1級から3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられています。

 受検資格を得るために必要な実務経験期間が必要で、各等級の期間は以下の通りです。
□3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
□2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
□1級 - 7年以上(直接受検する場合)あるいは4年以上(3級合格後)あるいは2年以上(2級合格後)。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは民間資格であるフラワーアレンジメントにおける公益社団法人NFDのフラワーデザイナー資格検定試験の講師資格の保持者です。京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの民間資格である日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格の画像@一般社団法人京都国際芸術院
 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は、1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
 その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
 フラワーデザイナー資格検定試験制度については、1967年より、NFDの「花文化の普及」という事業目的に沿って設けられた試験制度です。50年にわたり一律の基準をもって全国で統一した試験を開催し、多くの合格者を輩出した実績が認められ、業界内で技術的な基準として広く認知されています。

 フラワーデザイナー資格検定試験は、3級 → 2級 → 1級 → 講師と段階的に定められた試験制度です。





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hanamae at 21:00

2022年08月31日

さ 『さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会』

(4)『さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会』


【さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会 画像01】
さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像01
▼画像クリックで1280x960pxlsに拡大@北洞院エリ子花前カレン
さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像01
文化祭展示は北斎の神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)塗り絵♪
(c) KIAIGIA All Rights Reserved.

画像はイメージです。
画像クリックで長辺1280x短辺960pxlsに拡大




 こんばんは、北洞院エリ子花前カレンです♪

 このページは<花前のブログ by Hanasaki Karen>改め<京この頃★北洞院エリ子花前カレン>ブログです。

 今日は、さわこさん部長こと水谷佐和子先生が「大人の塗り絵」についてこのブログを担当して書いています。

 本日紹介のブログは、『さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会』です。

 前回(昨日)のブログ、『さわこ大人の塗り絵(3)@京都国際芸術協会』の続きです。

 画像タイトルはファイルタイトルと若干異なって、「大人の塗り絵さわこ@京都国際芸術協会」で統一しています。

 画像サブタイトルは、<文化祭展示は北斎の神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)塗り絵♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.>で統一しています。

 Twitterとfacebook用コメントは、<★富士山の隠し絵も楽しめる北斎の神奈川沖浪裏の波色はベロ藍北斎ブルー♪>としています。

 トップのタイトル画像01は、葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」の塗り絵に取り組む講座のワンショットビジュアルです。

 画像上は、さわこさん部長が今回の課題について説明しています。

 画像下は、受講生の皆さんが葛飾北斎の独特な波の線画に塗り絵しています。

 このページは、8月第4回定期講座「大人の塗り絵講座」、葛飾北斎の富嶽三十六景より「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」の塗り絵に関する記事です。

 7月の第3回定期講座「大人の塗り絵講座」ブログについては以下
さわこ大人の塗り絵(2)@京都国際芸術協会
さわこ大人の塗り絵@京都国際芸術協会

 6月の第2回定期講座「大人の塗り絵講座」ブログについては以下
大人の塗り絵/さわこ(2)@京都国際芸術協会
大人の塗り絵/さわこ@京都国際芸術協会
書いて投稿してあります。

 タイトルの『「大人の塗り絵さわこ@京都国際芸術協会』の「さわこ」とは、我が一般社団法人京都国際芸術協会<法人設立当時の旧商号:非営利型一般社団法人京都国際芸術院(法人番号7130005015305/略称:KIAIGIA/キアイジャ/公式ページFacebookページ公式Twitter代表のTwitter大阪南本部)>の「さわこさん部長」の事です。

 さわこさん部長大阪府岸和田市教育委員会生涯学習いきいき学びのプランの「暦のごはん~暮らしの歳時記~」と「大人の塗り絵」の二つの定期講座を担当しています。

 さわこさん部長水谷佐和子先生の第四回講座については以下のブログ
さわこ暦のごはん(5)@京都国際芸術協会
さわこ暦のごはん(4)@京都国際芸術協会
 さわこさん部長水谷佐和子先生の第三回講座については以下のブログ
さわこ暦のごはん(3)@京都国際芸術協会
さわこ暦のごはん(2)@京都国際芸術協会
さわこ暦のごはん@京都国際芸術協会
 さわこさん部長水谷佐和子先生の第二回講座は以下のブログ
暦のごはん/さわこ(4)@京都国際芸術協会
暦のごはん/さわこ(3)@京都国際芸術協会
暦のごはん/さわこ(2)@京都国際芸術協会
暦のごはん/さわこ@京都国際芸術協会
 さわこさん部長水谷佐和子先生の第一回講座は以下のブログ
さわこの市民講座(6)/京都国際芸術協会
さわこの市民講座(5)/京都国際芸術協会
さわこの市民講座(4)/京都国際芸術協会
さわこの市民講座(3)/京都国際芸術協会
さわこさん部長の市民講座(2)/京都国際芸術協会
さわこさん部長の市民講座/京都国際芸術協会
を作成して公開しています。

 「さわこさん部長」シリーズについては、以下のブログ
さわこさん部長ブログ(10)/京都国際芸術協会』by佐和子
さわこさん部長ブログ(9)/京都国際芸術協会』by佐和子
さわこさん部長ブログ(8)/京都国際芸術協会』by佐和子
さわこさん部長ブログ(7)/京都国際芸術協会』by佐和子
さわこさん部長ブログ(6)/京都国際芸術協会
さわこさん部長ブログ(5)/京都国際芸術協会
さわこさん部長ブログ(4)/京都国際芸術協会』by佐和子
さわこさん部長ブログ(3)/京都国際芸術協会
さわこさん部長ブログ(2)/京都国際芸術協会
さわこさん部長ブログ/京都国際芸術協会
を作成してアップしてあります。

 「佐和子の決断@京都国際芸術院」については以下のブログ
佐和子の決断(6)@京都国際芸術院
佐和子の決断(5)@京都国際芸術院
佐和子の決断(4)@京都国際芸術院
佐和子の決断(3)@京都国際芸術院
佐和子の決断(2)@京都国際芸術院
佐和子の決断@京都国際芸術院
を作成して投稿アップしてあります。

 併せてお読み頂ければ幸いです。


『さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会』data

■URL=http://hanamae.blog.jp/archives/38185154.html
■タグ=さわこ 大人の塗り絵 京都国際芸術協会 北斎 富士山 ベロ藍 さわこさん部長 佐和子 暦のごはん 花前カレン
■画像タイトル=大人の塗り絵さわこ@京都国際芸術協会
■サブタイトル=文化祭展示は北斎の神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)塗り絵♪(c) KIAIGIA All Rights Reserved.
■Twitterとfacebook用コメント=★富士山の隠し絵も楽しめる北斎の神奈川沖浪裏の波色はベロ藍北斎ブルー♪
■画像 ※332x249でページ表示、画像クリックで1280x960に拡大
□さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像01
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/1/3/13fef50d.jpg
□さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像02
=https://livedoor.blogimg.jp/hanamae/imgs/a/0/a0fc2733.jpg




【さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会 画像02】
さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像02
▼画像クリックで1280x960pxlsに拡大@北洞院エリ子花前カレン
さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会画像02
文化祭展示は北斎の神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)塗り絵♪
(c) KIAIGIA All Rights Reserved.

画像はイメージです。
画像クリックで長辺1280x短辺960pxlsに拡大




 今回の課題は昨日のブログにも書いていますが、岸和田市公民館の年間行事の一つで、文化祭、公民館まつりに展示する作品を製作しています。

 自分の作品が展示されて地域の皆さんにご覧頂くと思うと、作品作りにも力がは入ります。

 この緊張感が良い刺激になって、良い作品作りと技量アップにも繋がるのだと思います。

 上の画像02は、さわこさん部長が教室を見回りながら受講生に話しかけているワンショットビジュアルです。

 今回の課題の塗り方の注意点は、線画の線、波だつ方向に沿って塗り進めます。

 塗り進める方向を揃えるために、線画を回転させて塗ると作業が捗ります。

 それにしても、お手本もそうですが、葛飾北斎の神奈川沖浪裏の波の色は青が生きていて綺麗です。

 葛飾北斎や歌川広重などが好んで使った青は、江戸の人々を楽しませたのだろうと思うと、時代を超えて感動を共有できる喜びがこみ上げてきます。

 以下は、我が一般社団法人京都国際芸術協会<法人設立当時の旧商号:非営利型一般社団法人京都国際芸術院(法人番号7130005015305/略称:KIAIGIA/キアイジャ/公式ページFacebookページ公式Twitter代表のTwitter大阪南本部)>のさわこさん部長水谷佐和子/向仲佐和子※『佐和子の決断(7)@京都国際芸術院』参照)が執筆しています。


さわこさん部長見出し/京都国際芸術協会画像
さわこ大人の塗り絵(4)@京都国際芸術協会


 以下はわたくし、さわこさん部長こと水谷佐和子の投稿記事です。

■佐和子原文

【大人の塗り絵さわこブログ原稿②】

 葛飾北斎の神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)の構図で面白いのは、富士山がたくさん隠れていることです。

 真ん中に小さく描かれている富士山はすぐに目につくと思います。

 一番手前に打ち寄せている波、その上に覆いかぶさっている波を見ると、富士山とほぼ同じ形をしています。

 打ち寄せている波の至るところに、富士山と同じような山形が描かれているのです。

 また、この絵が有名になった理由の一つは、鮮やかな青い色にあります。

 当時は、植物から抽出する渋めの青を使用していました。

 印刷すると少しくすんだ感じになります。

 ところが、葛飾北斎が使ったのは「ベロ藍」という、ベルリンから輸入された鮮やかな青い顔料でした。

 発見されたのがベルリンだったので「ベルリン藍」略して「ベロ藍」。

 神奈川沖浪裏は、全面海の絵です。

 目に鮮やかな青が、当時の人の心を鷲掴みにしたのは言うまでもありません。

 この「ベロ藍」を日本で最初に使用したのは伊藤若冲だと言われていますが、葛飾北斎や歌川広重などが好んで使いました。

 この青のおかげで、絵は一層美しく描かれ、今では「北斎ブルー」「広重ブルー」などと呼ばれています。

 画家が素晴らしい色と出会い、素晴らしい作品が生まれ、その作品と出会った芸術家たちが、作曲や、自身の芸術にまた新たな息吹をもたらす。

 繋がっていく素晴らしさを感じます。・・・つづく

Text by Sawako



■企画&テキスト:北洞院エリ子花前カレン
■作文投稿: 水谷佐和子 □編集 HirokoFIORI
□撮影:そよ江, Erico大阪南本部_


北洞院エリ子花前カレンについて


■AboutUs(1) このブログページは、我が一般社団法人京都国際芸術協会<2018年法人設立当時の旧商号:非営利型一般社団法人京都国際芸術院(法人番号7130005015305/略称:KIAIGIA/キアイジャ/公式ページFacebookページ公式Twitter代表のTwitter大阪南本部)>花の代表、北洞院流華法道の家元として指揮を執るわたくし京都四条北洞院流家元エリ子<北洞院エリ子花前カレン公式ブログProfilefacebookTwitterInstagram公式HP1公式HP2個人塾浜のフラワーショップ花屋の矜持)>が管理者です。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の華範(※お免状画像はここをクリック)資格保持者です。
京都四条北洞院流華法道家元エリ子花前カレン習得の京都大覚寺華道いけばな嵯峨御流の皆伝→准師範→師範→華範までの各お免状画像@一般社団法人京都国際芸術院 エリ子花前カレンが入門した頃の階級は、入門→初伝→奥伝→皆伝→准師範(師範代)→師範→華範という階級です。
 ここでいう華範とは、
師範の師範で、正教授の事、英語では「professor 教授・プロフェッサー」と訳します。
 エリ子花前カレンの華道いけばなの修業は、入門から始めて免許皆伝から師範を教える階級トップの華範まで続けました。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書の保持者です。
京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの国家資格であるフラワー装飾技能士における1級フラワー装飾技能士合格証書画像@一般社団法人京都国際芸術院 フラワー装飾技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、フラワー装飾に関する学科および実技試験に合格した者をいいます。
 生花をメインに、ブライダルブーケの製作、パーティーや葬儀場などの飾り、フラワーアレンジメントパーティ会場の飾りつけなどフラワー装飾技能を証明する資格で、日本でフラワーデザインに関する唯一の国家資格であり、名称独占資格です。
 等級には、1級から3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられています。

 受検資格を得るために必要な実務経験期間が必要で、各等級の期間は以下の通りです。
□3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
□2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
□1級 - 7年以上(直接受検する場合)あるいは4年以上(3級合格後)あるいは2年以上(2級合格後)。

★京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンは民間資格であるフラワーアレンジメントにおける公益社団法人NFDのフラワーデザイナー資格検定試験の講師資格の保持者です。京都四条北洞院流家元エリ子花前カレンの民間資格である日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格の画像@一般社団法人京都国際芸術院
 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)は、1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
 その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
 フラワーデザイナー資格検定試験制度については、1967年より、NFDの「花文化の普及」という事業目的に沿って設けられた試験制度です。50年にわたり一律の基準をもって全国で統一した試験を開催し、多くの合格者を輩出した実績が認められ、業界内で技術的な基準として広く認知されています。

 フラワーデザイナー資格検定試験は、3級 → 2級 → 1級 → 講師と段階的に定められた試験制度です。





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